1明治とは
明治とは、菓子・乳製品を中心に事業を展開する大手食品会社です。1916年の創業以来、「ミルクチョコレート」「アポロ」「カール」など、あらゆるロングセラー商品を生み出してきました。
お菓子以外にも、健康食品・栄養食品など、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い層をターゲットにした商品があり、複数分野でトップシェアを獲得しています。
また、最近では海外進出にも積極的です。経営計画「明治グループ2026ビジョン」によると、2026年までに海外売上比率を20%まで引き上げることを目標としており、最注力地域である中国の他に、アメリカ、東南アジアでも事業の拡大を推進しています。
2明治の就職難易度
就活会議のデータによると、明治の就職(選考)難易度は「4.6/5.0」でした。
誰もが知っている会社であるため、選考倍率が高く、それに比例して就職難易度も高くなります。
最近の明治の選考倍率は公表されていませんが、過去には2,750倍というとんでもない倍率になったこともありました。(当時は今より採用枠が少なかったため、現在の倍率はもう少し下がっていると思います。)
企業名 | 就職難易度 |
明治 | 4.6 |
カルビー | 4.5 |
江崎グリコ | 4.5 |
森永製菓 | 4.4 |
ロッテ | 4.1 |
亀田製菓 | 3.8 |
3明治の採用大学・学歴
(1)採用大学実績
過去4年間の明治の採用大学実績は以下の通りです。
東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、神戸大学、筑波大学、千葉大学、横浜国立大学、横浜市立大学、岡山大学、広島大学、宇都宮大学、岐阜大学、香川大学、徳島大学、佐賀大学、鹿児島大学、東京海洋大学、東京農工大学、東京農業大学、東京都立大学、東京都市大学、東京電機大学、芝浦工業大学、埼玉工業大学、帯広畜産大学、大阪市立大学、大阪府立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、青山学院大学、明治大学、中央大学、法政大学、立教大学、学習院大学、日本大学、北里大学、玉川大学、同志社大学、関西学院大学、関西大学、立命館大学、近畿大学、お茶の水女子大学
(2)内定者の大学群別の割合
次はより具体的な採用大学実績を見ていきましょう。
就職四季報に掲載されている明治の採用データをもとに、内定者の出身大学と採用人数をまとめました。
2021年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
北海道大学2、明治大学2、一橋大学1、東北大学1、京都大学1、帯広畜産大学1、岐阜大学1、東京理科大学1、学習院大学1、日本大学1、同志社大学1、関西学院大学1、近畿大学1
【大学院】
大阪大学2、北海道大学2、名古屋大学2、東京大学1、東京工業大学1、東京海洋大学1、東京農業大学1、早稲田大学1、上智大学1、宇都宮大学1、横浜市立大学1、岐阜大学1
※参考:就職四季報 2022年度版
2020年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
一橋大学2、慶應義塾大学2、同志社大学2、東京大学1、京都大学1、神戸大学1、関西学院大学1、関西大学1、上智大学1、青山学院大学1、明治大学1、中央大学1、法政大学1、立教大学1、北里大学1、玉川大学1
【大学院】
九州大学4、京都大学3、東京農工大学3、東北大学2、広島大学2、芝浦工業大学2、慶應義塾大学2、日本大学2、大阪大学1、北海道大学1、名古屋大学1、千葉大学1、岡山大学1、香川大学1、早稲田大学1、中央大学1、東京理科大学1、北里大学1
※参考:就職四季報 2021年度版
2019年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
明治大学3、早稲田大学2、横浜国立大学1、千葉大学1、北海道大学1、帯広畜産大学1、九州大学1、神戸大学1、慶應義塾大学1、中央大学1、大阪市立大学1、立命館大学1、関西学院大学1、同志社大学1、芝浦工業大学1、東京農工大学1、東京農業大学1
【大学院】
大阪大学3、筑波大学3、京都大学2、東北大学2、北海道大学2、九州大学2、神戸大学2、東京工業大学2、東京農工大学2、大阪府立大学2、東京大学1、東京海洋大学1、東京理科大学1、名古屋大学1、横浜市立大学1、慶應義塾大学1、早稲田大学1、佐賀大学1
※参考:就職四季報 2020年度版
2018年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
東京大学2、明治大学2、同志社大学2、名古屋大学1、北海道大学1、千葉大学1、広島大学1、埼玉工業大学1、慶應義塾大学1、早稲田大学1、中央大学1、日本大学1、東京農工大学1、東京都立大学1、東京都市大学1、立命館大学1、お茶の水女子大学1
【大学院】
北海道大学4、広島大学3、京都大学2、名古屋大学2、九州大学2、神戸大学2、筑波大学2、東京農工大学2、東京海洋大学2、東京大学1、東北大学1、大阪大学1、千葉大学1、岡山大学1、徳島大学1、鹿児島大学1、東京電機大学1、東京理科大学1、早稲田大学1、慶應義塾大学1、同志社大学1
※参考:就職四季報 2019年度版
※難関国立大・・・旧帝大、一橋大、東工大、神戸大
※準難関国立大・・・新潟大、金沢大、千葉大、筑波大、岡山大、広島大、熊本大、都立大、大阪市大、横浜国立大
明治の採用大学は難関国立大の割合が非常に多く、内定者全体の約38%を占めています。
また、直近4年間の採用における学歴フィルターのボーダーラインは日東駒専・産近甲龍となっています。
より詳しい情報は「就職四季報」に記載されています。5000社もの情報が網羅されており、就活生には必須の1冊なので、持っていない方は購入をオススメします。
4明治の採用人数
明治ではここ数年間50人前後の採用人数をキープしていましたが、直近の採用では新型コロナウイルスの影響で採用規模を縮小させています。
男女別
年度 | 男女別(男性・女性) |
2021年 | 29人(20・9) |
2020年 | 49人(32・17) |
2019年 | 50人(33・17) |
2018年 | 57人(39・18) |
専攻別
年度 | 専攻別(文系・理系) |
2021年 | 29人(9・20) |
2020年 | 49人(10・39) |
2019年 | 50人(11・39) |
2019年 | 57人(13・44) |
大卒修士別
年度 | 大卒修士別(大卒・修士) |
2021年 | 29人(15・14) |
2020年 | 49人(19・30) |
2019年 | 50人(19・31) |
2018年 | 57人(21・36) |
【2021年の内定者数 比較】
明治 29人
カルビー 15人
江崎グリコ 25人
ロッテ 38人
森永製菓 38人
亀田製菓 17人
5明治の選考フロー
エントリーシート・テストセンター(SPI)→1次面接→2次面接→最終面接→内定
上述したように、明治は選考倍率・就職難易度ともにトップクラスの難関企業です。ただ単に明治の商品が好きだからという理由では、簡単に落とされてしまいます。
「なぜ食品業界を志望するのか」「その中でもなぜ明治を志望するのか」「入社したら何をしたいのか」
少なくともこの3つは明確にした上で選考に臨みましょう。
【志望動機を作るときのポイント】
①実現したいこと
例:食を通じて人々の健康を支えたい。
②なぜそれを実現したいと思ったのか(原体験・考察)
例:幼いころは病気がちだったが、食生活を変えたことで改善していった。この経験から、食と健康に興味を持つようになった。
③会社の事業・特徴
例:食品メーカーの中でも健康を重視している、年齢・性別を問わず幅広い世代に食と健康を提供している
④実現したいことと会社の事業・特徴がマッチしているか
⑤入社後、具体的にはどんなことをしたいか
6【明治 就職難易度】まとめ
明治の就職難易度や学歴について紹介しました。ぜひ就職活動や転職活動の参考にしてみてください。
- 「ミルクチョコレート」「アポロ」「カール」など数々のロングセラー商品を生み出してきた大手食品メーカー
- 赤ちゃんからお年寄りまで幅広い層がターゲット
- 海外事業を拡大中
- 就職難易度は4.6/5.0と高い(※就活会議調べ)
- 選考倍率は高く、過去には2700倍以上になった事がある
- 採用大学は難関国立大が多い
- 学歴フィルターの境目は日東駒専・産近甲龍以上
- 直近の採用人数は29人
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