三菱UFJ銀行は、東京都千代田区に本店を構えるメガバンクの一角です。2006年に東京三菱銀行とUFJ銀行の合併により設立されました。
三菱UFJ銀行の選考フローは非常に不透明で、中には10回以上面接を受ける人もいます。また、面接回数が多ければ、当然聞かれる内容も様々で、入念な対策が必要になってきます。
この記事では、三菱UFJ銀行の面接でよく聞かれる質問についてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
三菱UFJ銀行の面接でよく聞かれる質問
志望動機に関する質問
- なぜ金融業界を志望するのですか?
- なぜ銀行を志望するのですか?
- なぜメガバンクを志望するのですか?
- メガバンクの中でも三菱UFJ銀行を志望する理由は何ですか?
- このコースを志望する理由は何ですか?(オープン・グローバルなど)
- 三菱UFJ銀行にどのようなイメージを持っていますか?
- 就活の軸は何ですか?
- 他のメガバンクは受けてますか?
- 他にどの業界を受けていますか?
- 証券や信託銀行ではダメなのですか?
三菱UFJ銀行の面接では、「金融業界を志望する理由」「銀行を志望する理由」「メガバンクの中でも三菱UFJ銀行を志望する理由」の3つは、ほほぼ確実に聞かれます。
特に3つの「メガバンクの中でも三菱UFJ銀行を志望する理由」については、他のメガバンクとの違いを明確に理解した上で伝える必要があります。
そのため、インターンやセミナー、OB訪問などに積極的に参加して、それぞれの違いを整理しておきましょう。
また、下に三菱UFJ銀行の強みと志望動機例を挙げたので、参考にしてみてください。
三菱UFJ銀行の強み・特徴
- メガバンクの中でも総資産・売上高トップ
- 信託・証券・カード・リースなど、それぞれの業界でトップクラスの規模を持つグループ会社を持つ
- 日本で唯一の外国為替銀行であった旧東京銀行から引き継いだ海外ネットワークがある
- 海外拠点数、海外売上比率ともにメガバントップ
- タイのアユタヤ銀行やインドネシアのダナモン銀行を買収するなどアジアに注力
三菱UFJ銀行の志望動機例
日本企業を根本から支える仕事に惹かれ、金融、特に幅広い業種との関わりと広範な情報を有するメガバンクを志望します。その中でも貴行は、圧倒的な海外基盤とMUFGの総合力を活かし、お客様を支え続ける「揺るぎない存在」であろうとしています。特に行員の方が日本のトップバンカーとしての誇りを持ち、苦しい時こそお客様を支え続けようとする姿勢に共感しました。
引用:就活会議
入社後のキャリアに関する質問
- 三菱UFJ銀行に入行してからやってみたい事は何ですか?
- 具体的にやってみたい業務はありますか?(法人、リテール、プライベート・バンキングなど)
- その業務に必要な要素や能力は何だと思いますか?
- 中小企業と大企業どちらを担当したいですか?
入社後のキャリアプランをしっかり言えるかどうかで、志望度の高さが分かってしまいます。
本当に入りたい人なら、「私は入行後にこんな事がしたくて〜、具体的には〇〇部で〜がしたくて〜」と、具体的な話ができるでしょう。
しかし、単なる滑り止めとしか考えておらず、企業分析が不足している人は抽象的な話しかできません。
入行後のことについては、ネットや紙媒体では分かりづらい部分があるので、実際に社員に話を聞いて、どんな仕事があるのか、どんなキャリアプランがあるのか、聞いてみると良いでしょう。
業界・企業理解に関する質問
- 銀行のイメージを教えてください
- 銀行にはどんな仕事があると認識していますか?
- みずほ、三井住友銀行との違いは何だと思いますか?
- 銀行は将来性がないと言われていますが、それでも銀行を志望する理由は何ですか?
- これからの銀行はどのようになっていくと思いますか?
- 三菱UFJ銀行の課題点を教えてください
- 銀行の魅力は何だと思いますか?
- 銀行員に必要な要素は何だと思いますか?
- (顧客に提案するという点で)コンサルとの違いは何だと思いますか?
こちらも、志望度の高さに直結する質問です。
特に、みずほや三井住友銀行との違いについて聞かれる事はよくあるので、下のポイントを参考にして3行の違い把握しておきましょう。
【競合分析する際の指標】
・売上や成長率は?
・強みは?
・社風は?
・注力領域は?
・経営戦略は?
仕事適性に関する質問
- 転勤が頻繁にありますが大丈夫ですか?
- 営業は大変ですがやっていけそうですか?
- 希望の業務ができなくても大丈夫ですか?
上記の質問をする意図としては、「仕事に対しての覚悟があるかどうか」を見るためです。
実際、銀行はその仕事のハードさから離職率が高く、数年で同期が半分になったという話も珍しくありません。せっかく新しく人を取ったのにスグ辞めてもらっては困るので、事前にこうした覚悟を問うている訳です。
もしこの質問に対して、言葉が詰まってしまったり、不安げな顔を見せてしまったら、アウトです。
銀行員のキツさを覚悟した上で志望するなら、「大丈夫です!」とキッパリ言いきりましょう。あとは、大丈夫と言える根拠も付け加えれば完璧です。
その他の質問
- あなたは銀行業務に向いていると思いますか?
- 入行するにあたって不安はありますか?
- 本当に第一志望ですか?
- 他の企業の内定を蹴ってでも三菱UFJ銀行に入りたいですか?
- 今までで困難だった経験は何ですか?
- 家族や友人から影響を受けたことはありますか?
- あなたの長所と短所を教えてください
- 働く上で大切にしている価値観はありますか?
- 家族と就職活動の話はしますか?
そのほかの面接よく聞かれる頻出質問については、こちらの記事にまとめています。ぜひ参考にしてください。
【三菱UFJ銀行の面接でよく聞かれる質問】まとめ
三菱UFJ銀行の面接質問に紹介しました。実際に自分で声に出して練習してみてください。
また、より実践的な面接練習がしたいのであれば、無料で模擬面接をしてくれるサービスがあるので、そちらを活用してみるのも良いでしょう。
就活生なら絶対に登録しておきたいのがOfferBoxという逆求人サイトです。逆求人とは、企業側が学生にアプローチを仕掛けるという新たな採用形態で、現在9000以上の企業がOfferBoxを通じた採用活動を行っています。
オファーが届くと、選考スキップや特別セミナー、インターンシップへの招待など数多くのメリットが得られるため、ぜひ活用しましょう。
【OfferBoxの主な参加企業】
東京海上日動、JCB、三井住友信託銀行、東京ガス、ヤマハ、ニトリ、クラレ、三菱マテリアル、富士フイルム、ライオン、ロッテ、キリン、森永乳業、豊田自動織機、日産自動車、クボタ、オムロン、NTTドコモ、楽天、サイバーエージェント、積水化学工業、資生堂、朝日新聞、ロート製薬、マイクロソフト、双日など