選考対策

【簡単】企業研究のやり方を解説『なぜウチなのか?』に明確に答えよう!

企業研究

就職活動において、避けて通れないのが企業分析です。しかし、いきなり企業研究をしようと思っても何からすれば良いか分からない方も多いと思います。そこでこの記事では、企業研究のやり方について紹介します。

【この記事でわかること】
・企業研究のやり方がわかる。
・競合企業との比較分析のやり方がわかる。
・効率的な情報収集の方法がわかる。

1企業研究の目的

まず初めに、企業研究の目的についておさえておきましょう。企業研究の目的は大きく分けて2つあります。

(1)説得力のある志望動機を作るため

面接で必ず聞かれるのが志望動機です。そして、その志望動機が説得力のあるものでなければ内定はもらえません。

例えば「御社の商品が大好きだからです!」では、到底 面接官の心には刺さらないでしょう。

応募者が10人いたら、おそらく半分の人は同じことを言ってるはずです。

企業研究を徹底し、面接官を納得させる志望動機を言えるようにすることが内定への近道です。

(2)自分の行きたい企業を見つけるため

就職活動は自分にマッチする企業を見つける場でもあります

「〇〇に貢献できる仕事をしたい」「自分の性格に合った環境で働きたい」など、人によって様々な軸がありますが、それらの軸にあった企業を見つけるには企業研究は必須です。

企業研究を通して、どの会社が自分に向いているのか見極めていきましょう。

2企業研究のやり方

ここからは、企業研究のやり方として「企業研究でチェックすべき項目」と「情報収集の方法」について説明していきます

(1)企業研究でチェックするべき項目

企業研究で最低限チェックするべき項目として5つ取り上げています。

①基本情報

基本情報として、会社の正式名称、設立年、売上、社長の名前などが挙げられます。会社のHPから簡単に分かる情報なので、最初に調べておきましょう。

②企業理念・経営理念

企業理念は企業活動の根底にある考え方なので、欠かさずチェックしてください。「何を目的として活動しているのか」が分かればスムーズに企業研究を進めることができます。

③事業内容

その企業がどんなことをして稼いでいるのか理解しましょう。また、事業ごとの売上比率もチェックして、どれが主力事業なのかも調べると良いです。

④業界内での立ち位置

業界内で何番手なのか、というだけでなく、強みや弱みについても調べましょう。これらを把握しておけば「なぜ弊社でなければならないのか?」という質問にも明確に答えることができます。

⑤今後の戦略

中期経営計画などから、今後の戦略について把握しておきましょう。会社の将来性を測る材料にもなります。

(2)企業研究をする際の情報収集の方法

次は、実際に企業研究をする際に使う情報収集手段について紹介します。

企業の統合報告書

統合報告書とは、主に株主や投資家向けに作成された資料です。事業内容、経営ビジョン、財務状況などが掲載されているため、就活の企業研究としても使うことができます

また、グラフや図解などで分かりやすく説明されているため、有価証券報告書と違って初心者でも簡単に理解することができます。

新聞・ニュースサイト

新聞やニュースサイトでは最新の会社情報を掴むことができます。また、各企業のプレスリリース(ニュースリリース)もチェックしておきましょう。

口コミサイト

「Openwork」や「会社の評判」など、会社の口コミサイトを参考にしてみるのもアリです。

実際に働いている人や過去に働いた経験のある人しか書き込めないため、非常にリアルな情報を得ることができます

また、年収や残業時間などOBOG訪問では聞きづらいことも載っています。

3競合分析のやり方

業界内で1社だけしか受けない場合でも、競合分析は必須です。

なぜなら面接では必ずと言っていいほど「競合他社ではなく、なぜうちなの?」と聞かれるからです。

下のチェックリストを使って、競合との比較分析をしてみましょう。似たような企業でも違いが見えてくるはずです。

【競合分析チェックリスト】

・売上推移
→右肩上がり?横ばい?右肩下がり?

・規模
→大規模?少数精鋭?

・競争地位
→リーダー?チャレンジャー?フォロワー?ニッチャー?

・ターゲット
→若年層?高齢者?男性?女性?

・戦略
→多角化?グローバル?

今後の注力事業
→健康事業?環境事業?

・社風
→穏やか?体育会系?

・商品
→機能性重視?デザイン重視?

・競争優位性
→価格?技術力?

4企業研究プラスα

企業研究をより深めるため、以下の方法もオススメです。

(1)説明会・セミナーに参加する

説明会やセミナーでは効率的に会社の概要を知ることができますし、何より情報の信頼度が高いです。

また、説明会によっては最後に質問できる時間が設けられていることがあるので、そこで不足している知識を補完しましょう。

(2)OBOG訪問をする

OBOG訪問では、会社のリアルな実態を知ることができます。

「普段の仕事は何をしているのか」「社員にはどういった人が多いのか」など、ネットや紙媒体からでは知り得ないことを中心に聞いてみましょう。

また、OBOG訪問に参加すると選考で優遇されることもあるので、そういった意味でもオススメです。

(3)実際に商品・サービスを使ってみる

実際にその会社が提供している商品やサービスを使ってみるのも企業研究の一つの手段です。

また、そこで感じたことを志望動機に盛り込めば、完全オリジナルで差別化された志望動機を作ることができます。

例:食品メーカー
・商品を食べ比べる。
・店舗でどのように売られているのかチェックする。(プロモーション手法など)

5企業研究のやり方 まとめ

今回は、企業研究のやり方について紹介していきました。企業研究は就職活動において非常に重要な作業なので、しっかりと取り組みましょう。

【企業研究のチェック項目】
・基本情報
・企業理念・経営理念
・事業内容
・業界内での立ち位置
・今後の戦略

【情報収集に役立つもの】
・企業の統合報告書
・新聞・ニュースサイト
・口コミサイト

【競合分析のチェックリスト】
売上推移/規模/競争地位/ターゲット/戦略/今後の注力事業/社風/商品/競争優位性

登録するだけでオファーが届くOfferBox

オファーボックス就活生なら絶対に登録しておきたいのがOfferBoxという逆求人サイトです。逆求人とは、企業側が学生にアプローチを仕掛けるという新たな採用形態で、現在9000以上の企業がOfferBoxを通じた採用活動を行っています。

オファーが届くと、選考スキップや特別セミナー、インターンシップへの招待など数多くのメリットが得られるため、ぜひ活用しましょう。

【OfferBoxの主な参加企業】
東京海上日動、JCB、三井住友信託銀行、東京ガス、ヤマハ、ニトリ、クラレ、三菱マテリアル、富士フイルム、ライオン、ロッテ、キリン、森永乳業、豊田自動織機、日産自動車、クボタ、オムロン、NTTドコモ、楽天、サイバーエージェント、積水化学工業、資生堂、朝日新聞、ロート製薬、マイクロソフト、双日など