1NTTファイナンスとは
NTTファイナンスとは、リースや割賦、クレジットカードなど様々な金融サービスを提供するNTTグループの金融中核会社です。NTT民営化後の第一号子会社である「NTTリース」として、1985年に誕生しました。
一般企業向けの他に、グループ内のファイナンス機能も担っており、900社以上あるNTTグループ企業の発展・成長を金融面から支えています。
また、2020年には、国内外におけるリース・ファイナンス事業の拡充を目指すため、大手リース会社「東京センチュリー」と資本提携を結び、新会社「NTT・TCリース」を設立しました。
2NTTファイナンスの就職難易度
就活会議のデータによると、NTTファイナンスの就職(選考)難易度は「4.4/5.0」でした。
このデータだけで見ると、リース業界の中では最も就職難易度が高いようです。NTTというブランド力がある上に、ホワイトな仕事環境なので、リース業界の中では人気があるようです。
企業名 | 就職難易度 |
NTTファイナンス | 4.4 |
三菱UFJリース | 4.2 |
東京センチュリー | 4.1 |
三井住友ファイナンス&リース | 4.0 |
日立キャピタル | 4.0 |
芙蓉総合リース | 3.9 |
みずほリース | 3.9 |
JA三井リース | 3.9 |
3NTTファイナンスの採用大学・学歴
(1)採用大学実績
マイナビのデータによると、NTTファイナンスの採用大学実績は以下の通りです。
<大学>
愛知大学、青山学院大学、亜細亜大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、お茶の水女子大学、尾道市立大学、神奈川大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、京都大学、京都産業大学、京都女子大学、共立女子大学、近畿大学、熊本大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、国士舘大学、駒澤大学、滋賀大学、静岡大学、島根大学、下関市立大学、首都大学東京、信州大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、創価大学、高崎経済大学、千葉大学、中央大学、中京大学、筑波大学、津田塾大学、東北大学、東北学院大学、東洋大学、同志社大学、同志社女子大学、獨協大学、名古屋大学、奈良女子大学、南山大学、新潟大学、日本大学、一橋大学、弘前大学、広島大学、福岡大学、福島大学、法政大学、北海道大学、宮城大学、明治大学、明治学院大学、山口大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学出典:マイナビ
(2)内定者の大学群別の割合
次はより具体的な採用大学実績を見ていきましょう。
就職四季報に掲載されているNTTファイナンスの採用データをもとに、内定者の出身大学と採用人数をまとめました。
2021年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
法政大学6、明治大学5、神戸大学3、青山学院大学3、中央大学3、東洋大学3、関西学院大学3、東北大学2、早稲田大学2、立教大学2、成城大学2、駒澤大学2、大阪市立大学2、立命館大学2、関西大学2、甲南大学2、小樽商科大学1、北海道教育大学1、一橋大学1、岡山大学1、山形大学1、成蹊大学1、日本大学1、専修大学1、東海大学1、同志社大学1、京都女子大学1、西南学院大学1
※参考:就職四季報 2022年度版
2020年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
法政大学6、明治大学5、立命館大学4、関西学院大学4、上智大学3、関西大学3、同志社大学3、東洋大学3、滋賀大学3、大阪大学2、日本大学2、成城大学2、京都産業大学2、東北大学1、名古屋大学1、筑波大学1、千葉大学1、岡山大学1、福島大学1、慶應義塾大学1、早稲田大学1、中央大学1、青山学院大学1、成蹊大学1、獨協大学1、中京大学1、愛知大学1、甲南大学1、山梨学院大学1、東北学院大学1、大阪市立大学1、京都女子大学1、奈良女子大学1
※参考:就職四季報 2021年度版
2019年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
同志社大学6、立命館大学4、青山学院大学4、立教大学4、法政大学3、明治大学3、関西学院大学3、神戸大学2、早稲田大学2、慶應義塾大学2、東京都立大学2、中央大学2、関西大学2、成蹊大学2、専修大学2、京都大学1、一橋大学1、東北大学1、岡山大学1、熊本大学1、福岡大学1、弘前大学1、大阪市立大学1、上智大学1、学習院大学1、関西外国語大学1、日本大学1
【大学院】
立命館大学1
※参考:就職四季報 2020年度版
2018年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
早稲田大学6、同志社大学6、慶應義塾大学4、関西学院大学4、法政大学3、関西大学3、大阪大学2、大阪市立大学2、立教大学2、中央大学2、学習院大学2、成蹊大学2、日本大学2、東北大学1、神戸大学1、東京都立大学1、滋賀大学1、新潟大学1、横浜市立大学1、静岡大学1、上智大学1、明治大学1、立命館大学1、成城大学1、共立女子大学1
【大学院】
大阪府立大学1
※参考:就職四季報 2019年度版
※中堅私立大・・・学習院大、成蹊大、成城大、明治学院大、國學院大
※難関国立大・・・旧帝大、一橋大、東工大、神戸大
※準難関国立大・・・新潟大、金沢大、千葉大、筑波大、岡山大、広島大、熊本大、都立大、大阪市大、横浜国立大
NTTファイナンスの採用大学は、MARCHが最も多く、その次に関関同立、早慶上智が続いています。それ以外の日東駒専・中堅私立大・難関国立大・準難関国立大はほぼ横並びです。
また、学歴フィルターの基準はそこまで厳しくなく、日東駒専以下の大学からも毎年内定者が出ています。
詳しい情報は「就職四季報」に記載されています。5000社もの情報が網羅されており、就活生には必須の1冊なので、持っていない方は購入をオススメします。
4NTTファイナンスの採用人数
NTTファイナンスの直近の採用人数は56人です。他のリース会社と比較すると、やや多めです。
男女別
年度 | 男女別(男性・女性) |
2021年 | 56人(42・14 ) |
2020年 | 62人(36・26) |
2019年 | 56人(39・17) |
2018年 | 52人(34・18) |
専攻別
年度 | 専攻別(文系・理系) |
2021年 | 56人(52・4) |
2020年 | 62人(59・3) |
2019年 | 56人(52・4) |
2018年 | 52人(49・3) |
大卒・修士別
年度 | 大卒修士別(大卒・修士) |
2021年 | 56人(56・0) |
2020年 | 62人(62・0) |
2019年 | 56人(55・1) |
2018年 | 52人(51・1) |
【2021年の内定者数(大卒・修士) 比較】
NTTファイナンス 56人
三井住友ファイナンス&リース 63人
三菱UFJリース 35人
東京センチュリー 18人
日立キャピタル 25人
芙蓉総合リース 41人
みずほリース 31人
JA三井リース 23人
5NTTファイナンスの選考フロー
エントリーシート→テストセンター(SPI)→GD(グループディスカッション)→1次面接→最終面接→内定
NTTファイナンスでは秋〜冬に3daysのインターシップが設けられており、そこに参加すると一般とは別のルートで本選考に進むことができます。
内定者の中にはインターン参加者も多いようなので、NTTファイナンスに興味がある方はぜひ応募してみましょう。
インターンに参加していなくても、逆求人サイトでスカウトやオファーがくれば優遇される可能性はあります。NTTファイナンスでは、OfferBoxという逆求人サイトでオファー型採用も行っているので、ぜひ利用してみてください。
6【NTTファイナンス 就職難易度】まとめ
NTTファイナンスの就職難易度や学歴について紹介しました。ぜひ就職活動や転職活動の参考にしてみてください。
- NTTグループの金融中核会社。900社以上あるグループ企業を金融面から支える。
- 2020年に東京センチュリーと資本提携を結び、新会社「NTT・TCリース」を設立。
- 就職難易度は4.4/5.0(※就活会議調べ)
- リース業界の中では就職難易度は高い。
- 採用大学はMARCHが多い。そのほかは、旧帝大、日東駒専など様々。
- 直近の採用人数は56人。
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【OfferBoxの主な参加企業】
東京海上日動、JCB、三井住友信託銀行、東京ガス、ヤマハ、ニトリ、クラレ、三菱マテリアル、富士フイルム、ライオン、ロッテ、キリン、森永乳業、豊田自動織機、日産自動車、クボタ、オムロン、NTTドコモ、楽天、サイバーエージェント、積水化学工業、資生堂、朝日新聞、ロート製薬、マイクロソフト、双日など