1大阪ガスとは
大阪ガスは、関西エリアでガスを供給する大手都市ガス会社です。東京ガスに次ぐ全国第2位の都市ガス販売量を誇り、長年に渡って地域のインフラを支えています。
最近では、電力の小売全面自由化に伴い、一般家庭向けの電力販売にも参入。ガスに頼らない収益の多角化を推進しています。
また、海外展開にも積極的で、2019年には日本企業で初めて海外のシェールガス開発会社の買収に成功しました。
2大阪ガスの就職難易度
就活会議のデータによると、大阪ガスの就職(選考)難易度は「4.7/5.0」でした。
人気のインフラ系ということもあり、就職難易度は全体的に高いです。
大阪ガスも例外ではなく、直近の選考倍率は事務系総合職で66倍に上っています。
企業名 | 就職難易度 |
大阪ガス | 4.7 |
東京ガス | 5.0 |
東京電力 | 4.6 |
中部電力 | 5.0 |
関西電力 | 4.6 |
電源開発 | 5.0 |
JXTGエネルギー | 5.0 |
出光興産 | 5.0 |
INPEX | 5.0 |
3大阪ガスの採用大学・学歴
(1)採用大学実績
マイナビのデータによると、大阪ガスの採用大学実績(一部)は以下の通りです。
<大学院>
京都大学、神戸大学、大阪大学、同志社大学、慶應義塾大学、大阪府立大学、大阪市立大学、北海道大学、早稲田大学
<大学>
京都大学、大阪大学、慶應義塾大学、早稲田大学、関西学院大学、関西大学、立命館大学、神戸大学、同志社大学、九州大学、大阪工業大学、東京大学、大阪市立大学、近畿大学、一橋大学出典:マイナビ
(2)内定者の大学群別の割合
次はより具体的な採用大学実績を見ていきましょう。
就職四季報に掲載されている大阪ガスの採用データをもとに、内定者の出身大学と採用人数をまとめました。
2021年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
大阪大学6、早稲田大学6、神戸大学4、立命館大学3、龍谷大学3、大阪工業大学3、同志社大学2、京都産業大学2、東京大学1、一橋大学1、慶應義塾大学1、関西学院大学1、近畿大学1、九州産業大学1、筑波大学1、明治大学1、立教大学1、他
【大学院】
京都大学13、神戸大学8、大阪大学5、大阪府立大学3、東京大学2、東北大学2、名古屋大学2、早稲田大学1、慶應義塾大学1、大阪市立大学1、岡山大学1、同志社大学1、関西大学1
※参考:就職四季報 2022年度版
2020年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
大阪大学7、近畿大学7、京都大学6、神戸大学6、大阪工業大学5、関西大学3、東京大学2、早稲田大学2、慶應義塾大学2、同志社大学2、立命館大学2、九州大学1、一橋大学1、上智大学1、青山学院大学1、立教大学1、東海大学1、関西学院大学1、大阪市立大学1、東北福祉大学1
【大学院】
京都大学15、大阪大学5、神戸大学4、早稲田大学2、同志社大学2、慶應義塾大学1、大阪市立大学1、大阪府立大学1、北海道大学1
2019年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
大阪大学8、京都大学4、慶應義塾大学3、関西大学3、関西学院大学3、大阪府立大学2、大阪工業大学2、龍谷大学2、近畿大学2、京都産業大学2、神戸大学1、神戸女学院大学1、東京大学1、横浜国立大学1、早稲田大学1、同志社大学1、九州大学1、東洋大学1、大阪市立大学1、立命館大学1、奈良女子大学1、福岡大学1、他
【大学院】
大阪大学9、京都大学6、神戸大学3、東北大学3、立命館大学3、慶應義塾大学2、北海道大学1、早稲田大学1、大阪府立大学1、同志社大学1
2018年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
京都大学11、神戸大学4、近畿大学4、龍谷大学3、京都産業大学3、大阪大学2、大阪工業大学2、筑波大学2、同志社大学2、関西大学2、国際教養大学1、慶應義塾大学1、名古屋大学1、九州大学1、立命館大学1、関西学院大学1、中央大学1
【大学院】
京都大学10、大阪大学8、東京大学2、神戸大学2、早稲田大学2、東北大学1、同志社大学1、大阪市立大学1、大阪工業大学1
※難関国立大・・・旧帝大、一橋大、東工大、神戸大
※準難関国立大・・・新潟大、金沢大、千葉大、筑波大、岡山大、広島大、熊本大、都立大、大阪市大、横浜国立大
大阪に基盤を持つ企業なだけあって、内定者の出身大学は京大・阪大・神戸大・関関同立・産近甲龍など、関西エリアの大学の割合が多いです。
特に京大や阪大をはじめとした難関国立大の採用数が非常に多く、全体の半数以上を占めています。
より詳しい情報は「就職四季報」に記載されています。5000社もの情報が網羅されており、就活生には必須の1冊なので、持っていない方は購入をオススメします。
4大阪ガスの採用人数
大阪ガスの直近の採用人数は80です。
男女別
年度 | 男女別(男性・女性) |
2021年 | 80人(61・19) |
2020年 | 85人(66・19) |
2019年 | 74人(55・19) |
2018年 | 70人(51・19) |
専攻別
年度 | 専攻別(文系・理系) |
2021年 | 80人(30・50) |
2020年 | 85人(40・45) |
2019年 | 74人(37・37) |
2018年 | 70人(31・39) |
大卒修士別
年度 | 大卒修士別(大卒・修士) |
2021年 | 80人(39・41) |
2020年 | 85人(53・32) |
2019年 | 74人(43・31) |
2018年 | 70人(42・28) |
コース別
年度 | コース別(ゼネラルスペシャリスト・プロフェッショナル) |
2021年 | 80人(58・22) |
2020年 | 85人(60・25) |
2019年 | 74人(52・22) |
2018年 | 70人(47・23) |
【2021年の内定者数(大卒・修士) 比較】
大阪ガス 80人
東京ガス 113人
東京電力 351人
中部電力 194人
関西電力 218人(2020年の数値)
J-POWER 84人
ENEOS 138人
出光興産 72人
5大阪ガスの選考フロー
エントリーシート→筆記試験→GD(グループディスカッション)→1次面接→2次面接→最終面接→内定
大阪ガスでは、インターンシップに参加して高い評価を得ると、リクルーターがつき早期選考に乗ることができます。
内々定を貰った学生の中には、インターンシップ参加者が多いようなので、興味があればぜひ応募してみましょう。
また、大阪ガスはOfferBoxという逆求人サイトに登録されているため、運が良ければそこからオファーが来るかもしれません。オファーを貰えれば、特別セミナーや特別選考に招待される可能性があるので、ぜひチェックしておきましょう。
6【大阪ガス 就職難易度】まとめ
大阪ガスの就職難易度や学歴について紹介しました。ぜひ就職活動や転職活動の参考にしてみてください。
- 東京ガスに次ぐ全国第2位の都市ガス販売量を誇る
- 2019年に日本企業で初めて海外のシェールガス開発会社を買収
- 職難易度は4.7/5.0(※就活会議調べ)
- インフラ業界であるため就職難易度は高い
- 採用大学は関西の難関大学が多い
- 昨年の事務系総合職の選考倍率は66倍
- 直近の採用人数は80人
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【OfferBoxの主な参加企業】
東京海上日動、JCB、三井住友信託銀行、東京ガス、ヤマハ、ニトリ、クラレ、三菱マテリアル、富士フイルム、ライオン、ロッテ、キリン、森永乳業、豊田自動織機、日産自動車、クボタ、オムロン、NTTドコモ、楽天、サイバーエージェント、積水化学工業、資生堂、朝日新聞、ロート製薬、マイクロソフト、双日など