就職難易度

日本生命の就職難易度や学歴フィルターは?採用大学や採用人数を調査

日本生命の就職難易度

1日本生命とは

日本生命は、国内生命保険業界のリーディングカンパニーです。

全国に「無料相談窓口ニッセイライフプラザ」を展開するなど、対面型のコンサルティング営業を強みとしています。

また、国内有数の機関投資家であるということも忘れてはいけません。保険会社はお客様から集めた保険料を元手に資産運用しているのですが、日本生命では約68兆円もの莫大な資産を運用しています。

そのため、財閥に属さない独立系ですが、数多くの企業の主要株主となっています。

さらに、不動産所有額では三菱地所や三井不動産などの大手デベロッパーに肩を並べるほどで、保険以外にも安定した収益を確保しています。

2日本生命の就職難易度

就活会議のデータによると、日本生命の就職(選考)難易度は「4.1/5.0」でした。

企業名 就職難易度
日本生命  4.1
第一生命 4.3
明治安田生命 4.0
住友生命 4.0

エリア業務職、法人職域FCなどを合わせた難易度なので低く見えますが、総合職単体で見るとさらに難易度は高くなります。

3日本生命の採用大学・学歴

(1)採用大学実績

就職四季報のデータによると、日本生命の採用大学実績は以下の通りです。

東大、一橋大、東工大、早大、慶大、上智大、明大、青学大、立教大、中大、法政大、京大、阪大、神戸大、同大、立命館大、関西学大、関大、大阪市大、大阪府大、北大、小樽商大、東北大、明大、九大、他(理系含む)

※引用:就職四季報

(2)内定者の大学群別の割合

今度は、より具体的な採用実績を見ていきましょう。

週刊誌AERA(朝日新聞出版)に掲載されている第一生命の採用データをもとに、内定者の主な出身大学と採用人数をまとめました。

2020年度内定者の主な出身大学(大学名・人数)

同志社大学38、早稲田大学32、関西学院大学32、慶應義塾大学30、青山学院大学26、関西大学22、立教大学18 、中央大学17 、立命館大学17、明治大学16、日本大学16、東京大学15、日本女子大学14、神戸大学13 、上智大学13、大阪大学12、一橋大学11、京都大学11、法政大学11、明治学院大学11、学習院大学10、東洋大学10、東京女子大学9、同志社女子大学9、横浜国立大学8、成蹊大学8、西南学院大学8、京都女子大学6、東北大学5、成城大学5、龍谷大学5、北海道大学4、九州大学4、津田塾大学4、専修大学4、近畿大学4、甲南大学4、東京工業大学3、昭和女子大学3、東海大学3、京都産業大学3、名古屋大学2、千葉大学2、岡山大学2、東京理科大学2、國學院大学2、駒澤大学2、南山大学2、東京外国語大学1、国際教養大学1、他

(参照:AERA 2020年10月26日号、通信大学)

2019年度内定者の主な出身大学(大学名・人数)

早稲田大学35、同志社大学33、慶應義塾大学31、関西学院大学27、関西大学24 、明治大学20、日本大学19、立教大学18、立命館大学18 、東京大学16、青山学院大学16、中央大学16、神戸大学15 、一橋大学13 、法政大学13 、京都大学12、大阪大学12、上智大学12 、学習院大学11、日本女子大学11、明治学院大学10、甲南大学10、昭和女子大学9、東洋大学8、東北大学7、成城大学7、名古屋大学6、京都女子大学6、成蹊大学5、駒澤大学5、同志社女子大学5、龍谷大学5、九州大学4、岡山大学4、南山大学4、東京工業大学3、國學院大学3、専修大学3、京都産業大学3、北海道大学2、東京理科大学2、東京女子大学2、近畿大学2、東京外国語大学1、津田塾大学1、西南学院大学1、他

(参照:AERA 2019年8月5日号、通信大学)

日本生命の採用大学※中堅私立大・・・学習院大、成蹊大、成城大、明治学院大、國學院大
※難関国立大・・・旧帝大、一橋大、東京工業大

※準難関国立大・・・神戸大、千葉大、筑波大、岡山大、横浜国立大

集計結果を見ると、関関同立が最も多く、全体の約12%を占めています。これは日本生命が大阪発祥の会社であるためでしょう。

その他には、早慶上智やMARCHなど都内の難関私立大学が上位を占めています。

しかし、職種によって内定者の学歴は大きく異なります。総合職は上のような高学歴層が多いですが、営業総合職・法人職域FC・エリア業務職は様々な大学から内定者を出しており学歴フィルターはほとんどありません。

また、保険業界を志望している方は、OfferBoxがオススメです。OfferBoxとは、国内最大級の逆求人サイトで、東京海上日動、第一生命、あいおいニッセイ同和損保などの企業が登録されています。

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4日本生命の採用人数

日本生命の直近の採用人数は809人です。

職種別に見ると、エリアごとに活動する法人職域FCの採用人数が最も多いです。

2021年 2020年 2019年
総合職 160人 184人 167人
エリア総合職 80人 73人 77人
営業総合職 90人 90人 92人
法人職域FC 450人 518人 509人
エリア業務職 29人
合計 809人 865人 845人


【2021年の採用人数(大卒・修士) 比較】
日本生命 330人
第一生命 149人
明治安田生命 290人
住友生命 187人

※日本生命の採用人数は、総合職・エリア総合職・営業総合職の合計
※第一生命の採用人数は基幹職(グローバルコース・エリアコース)の合計
※明治安田生命の採用人数は総合職(全国型・地域型)の合計
※住友生命の採用人数は総合キャリア職、ビジネスキャリア職の合計

5日本生命の選考フロー

ES・Webテスト(玉手箱)→リクルーター面談(複数回)→面接→内定

日本生命では募集職種が以下の5つに分かれています。

  • 総合職
  • 営業総合職
  • エリア総合職
  • 法人職域FC
  • エリア業務職

職種ごとに選考フローが異なるため注意してください。(ここで紹介しているのは、総合職とエリア総合職の選考フローです。)

日本生命の選考は、OBOG訪問会という名目で行われるリクルーター面談が鬼門です。回数は人によって多少異なりますが、ほとんどの場合5、6回行われます。そして、OBOG訪問会を突破すると、次のステップである面接に進むことができます。

OBOG訪問という言葉に安心せず、しっかり選考されているという意識を持って臨みましょう。

6【日本生命 就職難易度】まとめ

日本生命の就職難易度や学歴について紹介しました。ぜひ就職活動や転職活動の参考にしてみてください。

  • 国内最大手の生命保険会社。
  • 対面型のコンサルティング営業が強み。
  • 就職難易度は4.1/5.0と高め。(※就活会議調べ)
  • 職種によって難易度は大きく異なり、特に総合職の難易度は高い。
  • 内定者のボリューム層は関関同立。
  • OBOG訪問会という名の選考に注意。
  • 直近の採用人数は330人(法人職域FC、エリア業務職を除く)。
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