就職難易度

テーブルマークの就職難易度や学歴フィルターは?採用大学や選考ポイントについて解説

うどんや冷凍ご飯、パンなど、冷凍・常温食品の分野で高いブランド力を持つ「テーブルマーク株式会社」。家庭用のみならず業務用分野でも実績を重ねる食品メーカーです。

本記事では、テーブルマークの企業概要から就職難易度、選考フロー、他社比較まで詳しく解説します。

テーブルマークの概要

テーブルマーク株式会社は、旧加ト吉を前身とし、現在はJT(日本たばこ産業)グループの一員として展開しています。主力商品は冷凍うどんや冷凍米飯で、全国のスーパーやコンビニ、飲食店に広く流通しています。家庭用食品の市場で強い存在感を示す一方、学校給食や外食チェーンへの業務用供給にも力を入れています。

テーブルマークの強み

  1. 冷凍うどんの国内トップシェア:品質と製造技術の高さから業界内でも信頼が厚い。
  2. 多彩な商品ラインナップ:冷凍米飯、パン、惣菜など幅広いカテゴリーを展開。
  3. JTグループの経営基盤:親会社の安定性が財務・事業運営を支える。
  4. 全国に広がる生産・物流ネットワーク:自社工場と物流網により、安定供給を実現。

 

テーブルマークの就職難易度

知名度、安定性、事業の社会貢献性などから、学生からの注目度も高く、毎年多くの応募が集まります。ここからは、年収、採用人数、採用大学といった観点からテーブルマークの就職難易度を推測していきます。

テーブルマークの年収

テーブルマークの平均年収は約748万です。新卒初任給は院卒で月給21万5,850円以上、大卒で月給20万3,550円以上となっています。福利厚生が手厚く、特に家賃補助は7~8割が会社負担なので、非常に魅力的です。

給与等の待遇面が良い企業は学生からの人気が高くなる傾向があります。

テーブルマークの就活生人気度

テーブルマークは冷凍食品の代表ブランドとしての知名度が高く、安定企業志向の学生や食品業界に関心のある学生からの支持が根強くあります。

就職四季報の情報によると、テーブルマークの就職倍率は総合職で37倍、技術職で24倍となっていました。

他の大手食品メーカーと比較すると、テーブルマークの倍率はやや低めです。それでも全体でみれば高いため、しっかりとした対策をして選考に臨む必要があります。

企業名 就職倍率(応募数/内定数)
テーブルマーク 【総合職】37倍 【技術職】24倍
味の素冷凍食品 【総合職】81倍 【技術職】76倍
アサヒグループ食品 【総合職】178倍
ニチレイグループ 【総合職】41倍 【技術職】15倍

 

テーブルマークの採用人数

テーブルマークの年間採用人数15〜20名程度とやや少なめです。主に総合職(営業・企画・マーケティング・生産管理)や技術職(商品開発・品質保証・エンジニアリング)を募集しています。採用枠が限られているため、競争率は高く、選考でのアピールが重要になります。

採用人数(2024年)

採用人数 専攻別内訳 大卒修士別内訳 男女別内訳
文系 理系 大卒 院卒
20人 11 9 16 4 8 12

テーブルマークの採用大学

過去の採用実績を見ると、旧帝大やMARCH、女子大、地方私立大など幅広く採用していることが分かります。そのため、学歴フィルターは無い、もしくはかなり緩やかだと考えられます。

【24年4月入社者の採用実績校】

【文系】(大)近大 女子栄養大各2 東京海洋大 明大 大妻女大 日女大 東洋学大 小樽商大 昭和女大各1
【理系】(院)東北大 九大 関西学大 北大各1 (大)東京農業大 三重大 神戸女学大 日大 四国職能大学校各1

【23年4月入社者の採用実績校】

【文系】(大)関大 東京農業大 明大 明学大 京産大各1* 計5校
【理系】(院)静岡県大 埼玉大各1 (大)女子栄養大 和歌山大 湘南工大各 1*計5枚

【22年4月入社者の採用実績校】

【文系】(大)日大 秋田県大 龍谷大 大東文化大 創価大各1*計5校
【理系】鹿児島大 近大 北大 奈良先端科技院大各1 (専) 新潟県立三条テクノスクール1 *計5校

※データは『就職四季報』(東洋経済新報社)より引用

競合他社との比較

企業名 平均年収 採用人数 就職人気度 主な採用大学
テーブルマーク 約748万円 約20名 中堅クラス MARCH、女子大、地方私立大学
ニチレイ 約702万円 約80名 中堅〜上位クラス 旧帝大、早慶、MARCH等
味の素冷凍食品 約766万円 約20名 上位クラス 旧帝大、MARCH、関関同立など
マルハニチロ 約749万円 約90名 中堅クラス 早慶、MARCH、地方国公立大学など

テーブルマークは他社と比べると採用人数が少ない分、入社のハードルはやや高めですが、安定性と働きやすさを重視する学生にとっては魅力的な企業です。

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テーブルマークの選考内容

テーブルマークの選考フローは以下の通りです。

  1. エントリーシート(志望動機・自己PR・学生時代に力を入れたこと)
  2. Webテスト(SPI:言語・非言語・性格検査)
  3. 一次面接(人事または若手社員による面接)
  4. 二次面接(配属予定部門の責任者)
  5. 最終面接(役員による個人面接)

SPI試験は標準的な難易度ですが、非言語領域を中心とした対策が必要です。選考では人物面と志望動機の一貫性が重視されます。

テーブルマークの選考ポイント

  1. 食品業界・冷凍食品への関心:どの事業領域に興味があるか、背景とともに明確に伝えることが大切。
  2. 実直さと協調性:誠実な姿勢と、チームワークを重視する社風に合う人材が求められます。
  3. 企業研究の深さ:JTグループとしてのビジネスモデルや商品開発方針への理解が評価される。
  4. 安定志向×成長意欲のバランス:変化を受け入れつつ、地道な努力を続けられる姿勢が好印象に。

まとめ

テーブルマークは、冷凍食品業界で確かな地位を築くJTグループ傘下の安定企業です。うどんや米飯など、身近な製品を手掛けることに誇りを持ち、生活者の食を支えるやりがいを感じられる環境です。

就職難易度は高めですが、SPI対策、企業研究、明確な志望動機の準備によって突破の可能性は高まります。食品業界において、安定と実直な社風を重視したい方には、テーブルマークは非常に魅力的な就職先といえるでしょう。

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