1サントリーとは
サントリーホールディングス(以下 サントリー)は、酒類・飲料・食品など幅広い事業をバランス良く展開する総合酒類食品メーカーです。
創業者・鳥井信治郎の「やってみなはれ」精神に基づき、これまでに「金麦」「BOSS」「伊右衛門」など数々のヒット商品を生み出してきました。
また、近年では国内市場の縮小を見据え、海外展開を加速させています。
2014年に米国の大手蒸留酒メーカー「ビーム社」の大型買収を成功させ、現在は売上収益の約4割を海外事業が占めています。
2サントリーの就職難易度
就活会議のデータによると、サントリーの就職(選考)難易度は「4.9/5.0」でした。
企業名 | 就職難易度 |
サントリー | 4.9 |
アサヒビール | 4.3 |
キリン | 4.7 |
サッポロビール | 4.6 |
知名度の高い会社なだけあって就職難易度は高いです。
また、サントリーにプレエントリーする人は毎年7〜8万人いると言われており、単純計算で倍率を求めると600〜700倍になります。
プレエントリー(ESを提出する前の状態)なので実際の倍率はここまで高くないですが、かなりの狭き門です。
3サントリーの採用大学・学歴
(1)採用大学実績
3年間分の就職四季報のデータをもとに、サントリーの採用大学実績を以下にまとめました。(全ての採用大学を網羅しているわけではないので、自分の大学がないからといって落ち込む必要はないです。)
【大学】
東大、京大、阪大、東北大、名古屋大、九大、神戸大、一橋大、筑波大、広島大、滋賀大、大阪府大、福岡大、横浜国立大、横浜市立大、国際教養大、金沢美工大、早大、慶大、上智大、東理大、明大、青学大、立教大、中大、法政大、学習院大、成城大、帝京大、武蔵野美術大、同大、立命館大、関大、関西学大、立命館APU、共立女大、聖心女大、津田塾大、東京女大、日本女子大、他
【大学院】
京大、阪大、東北大、北大、九大、一橋大、東工大、神戸大、筑波大、千葉大、金沢大、電通大、東京芸大、東京農工大、早大、慶大、東京農業大、同大、豊橋技科大、他
※参照:就職四季報(2022〜2020年版)
(2)内定者の大学群別の割合
次は、より具体的な採用実績を見ていきましょう。
就職四季報に掲載されている採用データをもとに、サントリー内定者の主な出身大学と採用人数をまとめました。
2021年度内定者の出身大学(大学名・人数)
【大学】
早稲田大学14、慶應義塾大学10、同志社大学6、明治大学6、東京大学4、大阪大学4、立教大学4、青山学院大学4、立命館大学4、関西学院大学4、京都大学3、一橋大学2、神戸大学2、上智大学2、中央大学2、福岡大学1、東北大学1、筑波大学1、名古屋大学1、横浜国立大学1、横浜市立大学1、関西大学1、帝京大学1、立命館アジア太平洋大学1、武蔵野美術大学1、金沢美術工芸大学1、日本女子大学1
【大学院】
慶應義塾大学6、大阪大学4、東京大学3、京都大学3、北海道大学3、九州大学3、早稲田大学2、一橋大学1、神戸大学1、千葉大学1、金沢大学1、電気通信大学1、東京芸術大学1
※参考:就職四季報 2022年版
※難関国立大・・・旧帝大、一橋大学、東京工業大学、神戸大学
※準難関国立大・・・新潟大、金沢大、千葉大、筑波大、岡山大、広島大、熊本大、都立大、大阪市大、横浜国立大学
内定者の学歴を集計した結果を見ると、早慶上智・難関国立大の割合が突出しており、それぞれで約3割を占めています。
冒頭でも述べたようにサントリーは応募者数が非常に多いため、学歴フィルターを使って効率的に数を絞っていかないと採用が追い付かないのかもしれません。
より詳しい情報は「就職四季報」に記載されています。約5000社もの情報が網羅されており、就活には必須の1冊なので、持っていない方は購入をオススメします。
4サントリーの採用人数
サントリーの直近の採用人数は112人です。
2021年卒採用より、サントリー 食品インターナショナルとの2社合同採用になりました。
男女別
年度 | 男女別(男性・女性) |
2021年 | 112人(70・42) |
2020年 | 118人(68・50) |
2019年 | 118人(71・47) |
専攻別
年度 | 専攻別(文系・理系) |
2021年 | 112人(81・31) |
2020年 | 118人(82・36) |
2019年 | 118人(93・25) |
大卒修士別
年度 | 大卒修士別(大卒・修士) |
2021年 | 112人(82・30) |
2020年 | 118人(85・33) |
2019年 | 118人(88・30) |
【2021年の内定者数(大卒・修士) 比較】
サントリーHD 112人
アサヒビール 49人
キリンHD 114人
サッポロビール 27人
5サントリーの選考フロー
ES・Webテスト→1次面接→2次面接→3次面接→4次面接→最終面接→内定
サントリーのES通過率は約10%と言われており、書類選考の段階でかなり絞られます。
また、ESは白紙の用紙に手書きで記入するという自由度の高いものです。
実際には手書きでもパソコンで打ち込んでもどちらでも良いのですが、熱意が伝わる手書きをオススメします。(手書きの方が通りやすいという噂もあります。)
手書きのESは非常に時間がかかるため、余裕を持って書き始めましょう。設問は例年ほぼ変わらず、以下の2つを聞かれます。
【サントリーのES設問】
・サントリーで具体的にやってみたい仕事とその理由を書いてください。(300文字程度)
・今までの人生における『挑戦』または『創造』の経験について(指定のA4用意1枚)
6【サントリー 就職難易度】まとめ
サントリーの就職難易度や学歴について紹介しました。ぜひ就職活動や転職活動の参考にしてみてください。
- 酒類・飲料・食品など幅広い事業をバランス良く展開する総合酒類食品メーカー。
- 米大手蒸留酒メーカー「ビーム社」を買収するなど海外展開で先行。
- 2021年卒よりサントリーホールディングス・サントリー 食品インターナショナルの2社合同採用。
- 就職難易度は4.9/5.0と高い。(※就活会議調べ)
- 内定者の学歴は早慶上智・難関国立大が多い。
- 直近の採用人数は112人。
就活生なら絶対に登録しておきたいのがOfferBoxという逆求人サイトです。逆求人とは、企業側が学生にアプローチを仕掛けるという新たな採用形態で、現在9000以上の企業がOfferBoxを通じた採用活動を行っています。
オファーが届くと、選考スキップや特別セミナー、インターンシップへの招待など数多くのメリットが得られるため、ぜひ活用しましょう。
【OfferBoxの主な参加企業】
東京海上日動、JCB、三井住友信託銀行、東京ガス、ヤマハ、ニトリ、クラレ、三菱マテリアル、富士フイルム、ライオン、ロッテ、キリン、森永乳業、豊田自動織機、日産自動車、クボタ、オムロン、NTTドコモ、楽天、サイバーエージェント、積水化学工業、資生堂、朝日新聞、ロート製薬、マイクロソフト、双日など