1カゴメとは
カゴメは、トマト加工品を中心に飲料・食品事業を展開する愛知県発祥の会社です。1899年の創業当初からトマトの研究をしており、日本初のトマトケチャップ、トマトジュースを発売した会社でもあります。
また、現在では「トマトの会社から、野菜の会社に」をスローガンに掲げ、事業領域の拡大を推し進めています。
その一例が、カゴメの主力製品の1つである「野菜生活100」です。1995年の発売開始からわずか4年で売上200億円を突破し、今では多くの人に愛されるヒット商品になっています。
2カゴメの就職難易度
就活会議のデータによると、カゴメの就職(選考)難易度は「4.5/5.0」です。
カゴメは応募者数が非常に多いので、それに比例して就職難易度も高くなります。2020年卒の場合、*応募者 約6,500人に対し内定者は45人で、倍率は約150倍にまで上りました。
※参考:就職四季報
企業名 | 就職難易度 |
カゴメ | 4.5 |
ハウス食品 | 4.3 |
味の素 | 5.0 |
キユーピー | 4.1 |
エスビー食品 | 4.3 |
キッコーマン | 4.4 |
ミツカン | 4.5 |
※就活会議 参照
3カゴメの採用大学・学歴
(1)採用大学実績
マイナビのデータによると、カゴメの採用大学実績は以下の通りです。
<国内>
北海道大学、小樽商科大学、東北大学、山形大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京農工大学、東京理科大学、東京家政大学、千葉大学、一橋大学、横浜国立大学、埼玉大学、東京都立大学(首都大学東京)、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、立教大学、明治大学、法政大学、中央大学、青山学院大学、国際基督教大学、学習院大学、国学院大学、工学院大学、日本女子大学、名古屋大学、名古屋工業大学、南山大学、京都大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、神戸大学、兵庫県立大学、同志社大学、同志社女子大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、神戸外国語大学、奈良女子大学、徳島大学、広島大学、県立広島大学、岡山大学、九州大学、長崎大学、宮崎大学、鹿児島大学、立命館アジア太平洋大学、琉球大学、西南学院大学、徳島大学出典:マイナビ
(2)内定者の大学群別の割合
次はより具体的な採用大学実績を見ていきましょう。
就職四季報に掲載されているカゴメの採用データをもとに、内定者の出身大学と採用人数をまとめました。
2021年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
同志社大学2、関西学院大学2、大阪市立大学1、大阪府立大学1、岡山大学1、弘前大学1、三重大学1、鹿児島大学1、神戸市外国語大学1、滋賀県立大学1、静岡大学1、横浜市立大学1、東京海洋大学1、早稲田大学1、立教大学1、中央大学1、法政大学1、関東学院大学1、関西大学1、大妻女子大学1、京都女子大学1、奈良女子大学1、
【大学院】
名古屋大学2、東京大学1、東京工業大学1、北海道大学1、九州大学1、静岡大学1、東京農工大学1、東京海洋大学1、東京理科大学1、東京農業大学1、広島大学1、横浜市立大学1
※参考:就職四季報 2022年度版
2020年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
同志社大学4、明治大学3、上智大学2、早稲田大学2、立教大学2、関西学院大学2、東京農業大学1、法政大学1、成城大学1、大阪市立大学1、大阪府立大学1、南山大学1、兵庫県立大学1、北海道大学1、小樽商科大学1、名古屋大学1、横浜国立大学1、岡山大学1、山形大学1、筑波大学1、東京家政大学1、京都女子大学1、日本女子大学1、奈良女子大学1
【大学院】
神戸大学2、京都大学1、九州大学1、鹿児島大学1、上智大学1、東京工業大学1、東京大学1、東京農工大学1、東北大学1、徳島大学1、奈良先端科技院大学1
※参考:就職四季報 2021年度版
2019年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
明治大学3、大阪大学2、神戸大学2、早稲田大学2、法政大学2、立教大学2、北海道大学1、千葉大学1、岡山大学1、県立広島大学1、慶應義塾大学1、中央大学1、学習院大学1、成城大学1、國學院大学1、東京農業大学1、東京外国語大学1、工学院大学1、日本女子大学1、関西学院大学1、同志社女子大学1、奈良女子大学1、神戸市外国語大学1、南山大学1
【大学院】
九州大学2、岡山大学1、京都大学1、埼玉大学1、神戸大学1、大阪大学1、筑波大学1、東京農工大学1、東北大学1、徳島大学1
※参考:就職四季報 2020年度版
2018年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
明治大学5、関西学院大学3、立教大学2、早稲田大学2、千葉大学1、岡山大学1、大分大学1、大阪大学1、お茶の水女子大学1、東京都立大学1、東京海洋大学1、東京農工大学1、東京農業大学1、同志社大学1、関西大学1、名城大学1、奈良女子大学1、京都女子大学1、玉川大学1、東洋大学1、法政大学1
【大学院】
筑波大学2、岡山大学1、名古屋大学1、東京工業大学1、京都大学1、北海道大学1、立命館大学1、京都工芸繊維大学1
※参考:就職四季報 2019年度版
※難関国立大・・・旧帝大、一橋大、東工大、神戸大
※準難関国立大・・・新潟大、金沢大、千葉大、筑波大、岡山大、広島大、熊本大、都立大、大阪市大、横浜国立大
カゴメの採用大学のボリューム層は旧帝大を含めた難関国立大学クラスです。全体の学歴レベルは高いですが、日東駒専未満の大学の採用実績もあるため、学歴が低くても優秀ならとるというスタンスなのでしょう。
また、野菜をメインに取り扱う会社であるため、東京農工大学や東京農業大学などといった農業系の大学からも多く採用しています。
より詳しい情報は「就職四季報」に記載されています。5000社もの情報が網羅されており、就活生には必須の1冊なので、持っていない方は購入をオススメします。
4カゴメの採用人数
2021年卒のガゴメの採用人数は37人です。
男女別
年度 | 男女別(男性・女性) |
2021年 | 37人(15・22) |
2020年 | 45人(16・29) |
2019年 | 40人(15・25) |
2018年 | 38人(16・22) |
専攻別
年度 | 専攻別(文系・理系) |
2021年 | 37人(12・25) |
2020年 | 45人(19・26) |
2019年 | 40人(19・21) |
2018年 | 38人(18・20) |
大卒修士別
年度 | 大卒修士別(大卒・修士) |
2021年 | 37人(24・13 ) |
2020年 | 45人(33・12) |
2019年 | 40人(31・9) |
2018年 | 38人(29・9) |
【2021年の内定者数(大卒・修士) 比較】
カゴメ 37人
ハウス食品 58人
味の素 60人
キューピー 24人
エスビー食品 29人
キッコーマン 18人
ミツカン 42人
5カゴメの選考フロー
エントリーシート→テストセンター(SPI)・1次面接→GD(グループディスカッション)→2次面接→最終面接→内定
カゴメでは、1次面接通過後にGDが行われます。
「カゴメの社風=ワイガヤ」と言われるように、カゴメでは多様な個性や価値観を大事にする社風があり、GDではその社風にマッチしているかを見られている可能性があります。そのため、他人の意見を頭ごなしに否定するのではなく、あらゆる意見を取り入れた上で発言するよう心がけましょう。
また、カゴメでは「OfferBox」というスカウトサイトからも採用活動を行っており、そちらに登録するのもオススメです。
OfferBoxとは、簡単な基本情報や自己PRを記入するだけで、企業側からスカウトやオファーが届く逆求人サイトです。カゴメ以外にも日清食品、森永乳業などの大手企業も参加しているので、ぜひ活用してみましょう。
6【カゴメ 就職難易度】まとめ
カゴメの就職難易度や学歴について紹介しました。ぜひ就職活動や転職活動の参考にしてみてください。
- 国内初のトマトケチャップ、トマトジュースを発売した食品メーカー
- 「トマトの会社から、野菜の会社に」をスローガンに掲げ、事業領域の拡大を推進
- 就職難易度は4.5/5.0と高い(※就活会議調べ)
- 内定者のボリューム層は難関国立大
- 全体的な学歴レベルは高いが日東駒専未満の採用実績もある
- 選考倍率は100倍以上
- 直近の採用人数は37人。
就活生なら絶対に登録しておきたいのがOfferBoxという逆求人サイトです。逆求人とは、企業側が学生にアプローチを仕掛けるという新たな採用形態で、現在9000以上の企業がOfferBoxを通じた採用活動を行っています。
オファーが届くと、選考スキップや特別セミナー、インターンシップへの招待など数多くのメリットが得られるため、ぜひ活用しましょう。
【OfferBoxの主な参加企業】
東京海上日動、JCB、三井住友信託銀行、東京ガス、ヤマハ、ニトリ、クラレ、三菱マテリアル、富士フイルム、ライオン、ロッテ、キリン、森永乳業、豊田自動織機、日産自動車、クボタ、オムロン、NTTドコモ、楽天、サイバーエージェント、積水化学工業、資生堂、朝日新聞、ロート製薬、マイクロソフト、双日など