就職難易度

ヤクルト本社の就職難易度や学歴フィルターは?採用大学や選考ポイントについて解説

ヤクルト本社は、乳酸菌飲料「ヤクルト」を中心とした製品展開で知られる、日本を代表するヘルスケア企業です。本記事では、ヤクルト本社の企業概要や強み、学歴フィルターの有無、採用動向、就職難易度、選考の流れやポイントまで、就活生向けに網羅的に解説します。

ヤクルト本社の概要

ヤクルト本社は1935年に創業された企業で、乳酸菌の研究に基づいた飲料・食品、医薬品、化粧品などを展開しています。特に「乳酸菌シロタ株」を使用した商品群で有名で、健康志向の高まりとともに国内外で広く支持されています。

ヤクルト本社の強み

  1. 乳酸菌研究のパイオニア:創業者・代田稔博士によって確立された乳酸菌シロタ株の研究成果をもとに、80年以上にわたり健康機能性食品を開発。
  2. グローバル展開の成功:海外40以上の国と地域で販売展開しており、特にアジア・中南米では圧倒的なブランド認知度を誇る。
  3. ヤクルトレディによる販売網:独自の販売チャネルを持ち、家庭やオフィスへ直接製品を届ける仕組みが他社との差別化要因に。
  4. 医薬品・化粧品など多角的展開:ヘルスケア領域での幅広い製品ラインを展開しており、健康総合企業としての基盤が強固。

ヤクルト本社の就職難易度

就活会議のデータによると、ヤクルト本社の就職(選考)難易度は「4.3/5.0」でした。

選考倍率が100倍を超える人気企業なため、就職難易度は高めです。

企業名 就職難易度
ヤクルト本社 4.3
味の素AGF 4.5
アサヒ飲料 4.4
コカコーラボトラーズジャパン 3.7
サントリー(SBF) 4.7
伊藤園 3.7

ヤクルト本社の採用大学・学歴

(1)採用大学実績

マイナビのデータによると、ヤクルト本社の採用大学実績(一部)は以下の通りです。

<大学>
北海道大学、東北大学、筑波大学、千葉大学、東京大学、青山学院大学、東京理科大学、東京電機大学、東京農業大学、東京薬科大学、同志社大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、関西学院大学、関西大学、慶應義塾大学、神戸大学、学習院大学、九州大学、大阪大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立命館大学、立教大学、上智大学、早稲田大学、信州大学、中央大学、広島大学、法政大学、日本大学、明治大学、工学院大学、西南学院大学、國學院大學、獨協大学、東京海洋大学、東京外国語大学、静岡大学、埼玉大学、長崎大学、富山大学、関西外国語大学、日本女子大学

出典:マイナビ

(2)内定者の大学群別の割合

次はより具体的な採用大学実績を見ていきましょう。

就職四季報に掲載されているヤクルト本社の採用データをもとに、内定者の出身大学と採用人数をまとめました。

【24年4月入社者の採用実績校】

【文系】(大)慶大 青学大 法政大 中大各2 北大 筑波大 千葉大 横国大 阪大 神戸大 横浜市大 駒澤大 上智大 専大 帝京大 東京農業大 明大 明学大 立教大 同大 立命館大 関大 関西学大 津田塾大 日女大 龍谷大各1
【理系】(院)京大4 奈良先端科技院大3 九大 早大 東理大 名工大各2 北大 東工大 東京農工大 東京海洋大 神戸大 茨城大 宇都宮大 山梨大 静岡大 芝工大 東邦大 日大 関大 大阪公大各1 (大)東京農業大3 立命館大2 鹿児島大 東京電機大 東京薬大 名城大 関大 学習院大 工学院大 日大 実践女大各1

【23年4月入社者の採用実績校】

【文系】(大)早大 明大 立教大各3 同大 青学大 関大各2 神戸大 大阪公大 信州大 中大 法政大 國學院大 駒澤大 東洋大 獨協大 南山大 大阪産大各1 (専)湘南生命科学技術1 *計18校
【理系】(院)東京農工大3 北大 九大 東京海洋大各2 京大 東工大 阪大 静岡大 香川大 広島大 佐賀大 鹿児島大 東理大 星薬大 関大各1 (大)三重大 信州大 東京農業大 東理大 龍谷大各1 *計20枚

【22年4月入社者の採用実績校】

【文系】(大)明大 同大各3 早大 法政大 津田塾大 大妻女大各2 九大 慶大 上智大 お茶女大 関西学大 関大 京都府大 日大 東京家政大 桜美林大 東京女大 跡見学園女大 常葉大各1 *計19校
【理系】(院)九大2 京大 阪大 北大 筑波大 東北大 神戸大 立命館大 高知工科大各1 (大)静岡大 愛媛大 香川大 東京農業大 ジョージア州立大 中大 日大各1 *計16校

※データは『就職四季報』(東洋経済新報社)より引用

ヤクルトの採用大学※中堅私立大・・・学習院大、成蹊大、成城大、明治学院大、國學院大
※難関国立大・・・旧帝大、一橋大、東工大、神戸大
※準難関国立大・・・新潟大、金沢大、千葉大、筑波大、岡山大、広島大、熊本大、都立大、大阪市大、横浜国立大

ヤクルト本社の採用大学ボリューム層は、MARCHです。

また、それ以外では、難関国立大や早慶上智、日東駒専、大東亜帝国など、様々な大学から採用されています。上の採用大学実績を見る限り、ヤクルト本社の選考において、学歴フィルターは無いと推測されます。

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ヤクルト本社の採用人数

新卒採用人数は年間で50〜80名程度であり、年々増加傾向にあります。また、職種は総合職(営業・広報・経理など)と技術系職(研究開発・工場など)に分かれています。

採用人数(2024年)

採用人数 専攻別内訳 大卒修士別内訳 男女別内訳
文系 理系 大卒 院卒
82人 39 43 53 29 49 33

ヤクルト本社の選考フロー

エントリーシート→WEBテスト→説明会・筆記試験→1次面接→2次面接→最終面接→内定

*研究職の場合は、WEBテストの代わりに研究レポートを提出

ヤクルト本社の選考では、1次面接の前に適性検査が2回あります。

1回目は自宅受験型のWEBテスト(玉手箱)、2回目は会社で行われるオリジナルテスト(一般常識)です。

オリジナルテストの内容は中学レベルの5教科(国語・数学・社会・理科・英語)から中心に出題されますが、倍率が高いため油断は禁物です。

また、同社は入社後のミスマッチを減らすため、職種別採用を導入しています。面接では、その職種を理由した理由や、そこでやってみたいことなどを聞かれるため、事前に志望職種の業務内容をきちんと理解した上で選考に臨みましょう。

【ヤクルト本社 就職難易度】まとめ

ヤクルト本社は、乳酸菌研究のリーディングカンパニーとして健康社会の実現に貢献する企業です。安定した業績、グローバルな展開力、優れた企業イメージにより、就職先として高い人気を誇ります。その一方で、学歴フィルターについては無いため、適性試験や面接対策の準備を入念に行えば誰にもチャンスがあります。

食品・ヘルスケア業界でキャリアを築きたい学生にとって、ヤクルト本社は非常に魅力的な選択肢のひとつであるといえるでしょう。

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