1ヤクルト本社とは
ヤクルト本社は、乳酸菌飲料「ヤクルト」を中心に、医薬品、化粧品などを展開する会社です。
ヤクルトが最初に発売されたのは1935年。当時の日本はコレラや赤痢など感染症が流行しており、その予防薬として発売されたのがヤクルトでした。その後、ヤクルトの販売網は全国規模にまで拡大し、それらをまとめる組織としてヤクルト本社が設立されました。
また、現在では国内だけでなくアジアを中心とした海外にも事業を展開しており、約40の国と地域で製造・販売を行っています。
2ヤクルト本社の就職難易度
就活会議のデータによると、ヤクルト本社の就職(選考)難易度は「4.3/5.0」でした。
選考倍率が100倍を超える人気企業なため、就職難易度は高めです。
企業名 | 就職難易度 |
ヤクルト本社 | 4.3 |
味の素AGF | 4.5 |
アサヒ飲料 | 4.4 |
コカコーラボトラーズジャパン | 3.7 |
サントリー(SBF) | 4.7 |
伊藤園 | 3.7 |
3ヤクルト本社の採用大学・学歴
(1)採用大学実績
マイナビのデータによると、ヤクルト本社の採用大学実績(一部)は以下の通りです。
<大学>
北海道大学、東北大学、筑波大学、千葉大学、東京大学、青山学院大学、東京理科大学、東京電機大学、東京農業大学、東京薬科大学、同志社大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、関西学院大学、関西大学、慶應義塾大学、神戸大学、学習院大学、九州大学、大阪大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立命館大学、立教大学、上智大学、早稲田大学、信州大学、中央大学、広島大学、法政大学、日本大学、明治大学、工学院大学、西南学院大学、國學院大學、獨協大学、東京海洋大学、東京外国語大学、静岡大学、埼玉大学、長崎大学、富山大学、関西外国語大学、日本女子大学出典:マイナビ
(2)内定者の大学群別の割合
次はより具体的な採用大学実績を見ていきましょう。
就職四季報に掲載されているヤクルト本社の採用データをもとに、内定者の出身大学と採用人数をまとめました。
2021年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
法政大学3、上智大学2、青山学院大学2、明治大学2、日本女子大学2、関西大学2、広島大学1、横浜国立大学1、東北学院大学1、国際基督教大学1、東京外国語大学1、早稲田大学1、慶應義塾大学1、立教大学1、学習院大学1、日本大学1、駒澤大学1、東洋大学1、帝京大学1、中央学院大学1、名城大学1、神戸外国語大学1、京都工芸繊維大学1、立命館大学1、関西学院大学1、近畿大学1、龍谷大学1
【大学院】
九州大学3、京都大学1、大阪大学1、北海道大学1、名古屋大学1、東京医科歯科大学1、宮崎大学1、佐賀大学1、大阪府立大学1、東京海洋大学1、明治大学1
※参考:就職四季報 2022年度版
2020年度内定者の出身大学(大学・人数)
【大学】
慶應義塾大学3、明治大学3、法政大学3、早稲田大学2、青山学院大学2、立教大学2、駒澤大学2、成城大学2、日本女子大学2、東京外国語大学1、東京理科大学1、東京農業大学1、東京都市大学1、工学院大学1、日本大学1、武蔵大学1、明治学院大学1、國學院大学1、獨協大学1、城西大学1、大東文化大学1、昭和女子大学1、東京女子大学1、福岡女子大学1、同志社大学1、関西大学1、関西外国語大学1、西南学院大学1、岡山大学1、岩手大学1、富山大学1
【大学院】
東京海洋大学2、早稲田大学1、九州大学1、筑波大学1、神戸大学1、長崎大学1、広島大学1、埼玉大学1、静岡大学1、奈良先端科技院大学1、千葉大学1、同志社大学1
※参考:就職四季報 2021年度版
※中堅私立大・・・学習院大、成蹊大、成城大、明治学院大、國學院大
※難関国立大・・・旧帝大、一橋大、東工大、神戸大
※準難関国立大・・・新潟大、金沢大、千葉大、筑波大、岡山大、広島大、熊本大、都立大、大阪市大、横浜国立大
ヤクルト本社の採用大学ボリューム層は、MARCHです。
また、それ以外では、難関国立大や早慶上智、日東駒専、大東亜帝国など、様々な大学から採用されています。上の採用大学実績を見る限り、ヤクルト本社の選考において、学歴フィルターは無いと推測されます。
より詳しい情報は「就職四季報」に記載されています。5000社もの情報が網羅されており、就活生には必須の1冊なので、持っていない方は購入をオススメします。
4ヤクルト本社の採用人数
21卒のヤクルトの採用人数は46人です。
男女別
年度 | 男女別(男性・女性) |
2021年 | 46人(32・14) |
2020年 | 56人(31・25) |
2019年 | 69人(37・32) |
2020年 | 68人(38・30) |
専攻別
年度 | 専攻別(文系・理系) |
2021年 | 46人(30・16) |
2020年 | 56人(39・17) |
2019年 | 69人(38・31) |
2018年 | 68人(36・32) |
大卒修士別
年度 | 大卒修士別(大卒・修士) |
2021年 | 46人(34・12) |
2020年 | 56人(43・13) |
2019年 | 69人(54・15) |
2018年 | 68人(51・17) |
【2021年の内定者数 比較】
ヤクルト本社 46人
アサヒ飲料 45人
コカコーラボトラーズジャパン 120人
伊藤園 200人
味の素AGF 16人
5ヤクルト本社の選考フロー
エントリーシート→WEBテスト→説明会・筆記試験→1次面接→2次面接→最終面接→内定
*研究職の場合は、WEBテストの代わりに研究レポートを提出
ヤクルト本社の選考では、1次面接の前に適性検査が2回あります。
1回目は自宅受験型のWEBテスト(玉手箱)、2回目は会社で行われるオリジナルテスト(一般常識)です。
オリジナルテストの内容は中学レベルの5教科(国語・数学・社会・理科・英語)から中心に出題されますが、倍率が高いため油断は禁物です。
また、同社は入社後のミスマッチを減らすため、職種別採用を導入しています。面接では、その職種を理由した理由や、そこでやってみたいことなどを聞かれるため、事前に志望職種の業務内容をきちんと理解した上で選考に臨みましょう。
6【ヤクルト本社 就職難易度】まとめ
ヤクルト本社の就職難易度や学歴について紹介しました。ぜひ就職活動や転職活動の参考にしてみてください。
- 乳酸菌飲料「ヤクルト」を中心に、医薬品、化粧品などを製造・販売
- 国内だけでなくアジアを中心とした海外にも事業を展開
- 就職難易度は4.3/5.0と高め(※就活会議調べ)
- 選考倍率100倍超の人気企業なため就職難易度は高い
- 採用大学のボリューム層はMARCH
- 内定者の学歴幅は広く学歴フィルターは無い
- 直近の採用人数は46人
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